大阪フィル・ポップス・コンサート
[作編曲・指揮・ピアノ]宮川彬良
[管弦楽]大阪フィルハーモニー交響楽団
日時 |
2010年4月3日(土) 15:00 開演 14:00 開場 |
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会場 | ザ・シンフォニーホール |
料金 | A 5,000円 B 4,000円 C 3,000円 【公演終了】 |
一般発売日 | 2009年12月13日(日) |
優先予約日 | 2009年12月10日(木) |
プログラム | 【第1部】 ケ・セラ・セラ…R.エヴァンス ザ・シンフォニック・パラダイス〜大阪フィル・ポップスのテーマ〜…宮川彬良 ブギウギ・ビューグル・ボーイズ…H.プリンス&D.ライ ストレンジャー・イン・パラダイス(「ダッタン人の踊り」)…ボロディン 大阪で生まれた女…BORO 異邦人…久保田早紀 マック・ザ・ナイフ(「三文オペラ」より)…K.ワイル 【第2部】 海…ドビュッシー 砂山…北原白秋/中山晋平 オーケストラの森…宮川彬良 ファンタスティック!「白雪姫」…F.チャーチル マツケンサンバ?…宮川彬良 |
お問い合わせ先 | ABCチケットセンター 06-6453-6000 |
Akiraさん’s 特選!セレクション
大阪フィル・ポップス・コンサート
1995年、阪神淡路大震災の年の春スタートした、宮川彬良作編曲・指揮・ピアノによる大阪フィル・ポップス・コンサート。毎年2回ずつステージを重ね、2009年秋、ついに30回目を迎えました。本プログラムが終わって、いつものように舞台袖に引っ込まず、ステージ上で数分間、満場の客席のアプローズを全身で受け止め、立ち尽くすアキラさんの姿は、神々しくも見えました。
そのアキラさんが新たな出発に向かって、2010年春、31回目のステージで大阪フィルと共にお贈りするのは、この15年間に書きためた膨大なコレクションの中から、アキラさん自身が選んだプログラムです。これらの楽曲のなかには、2度3度演奏されたり、CDに収録されたりしたものもあれば、ただ1度だけ演奏されて、その後ずっと再演の機会がなかった超レアな曲もあるとか(!?)。
さて、今回お贈りするのは、まず前半は、アキラさんが大阪フィルとの出会いによって生まれた曲をセレクト。東京生まれ・東京育ちのアキラさんにとって、関西オーケストラの雄である大阪フィルハーモニー交響楽団と知遇を得たこと、それはアキラさんの創作活動において、まさに《文化の交差点》だったそうです。アキラさんと大阪フィルとのコラボレーションを振り返ることは、図らずも、今日に至るまでのアキラさんの軌跡をたどる旅でもあります。
そして後半のテーマは《心の目で見ること》。“心の目”って何でしょうか?その意味するところは深遠で、にわかに全容をうかがい知ることはできませんが、たとえば“想像力”という言葉に置き換えてみたらどうでしょう。アキラさんはこんなことを言っていました―「譜面だけでは伝えきれない。“想像力”があるから、僕たちは何百年も昔の作曲家と対話ができるんだよ」。そしてその“想像力”は、半分は作り手側のものだけれど、もう半分は聴き手側のものなんだということも――。
さあ、めぐり来る春、またザ・シンフォニーホールに遊びにきてください!