ユーリー・バシュメット指揮
国立ノーヴァヤ・ロシア交響楽団
(新ロシア交響楽団)
[芸術監督・指揮]ユーリー・バシュメット
[ピアノ]上原彩子
[管弦楽]国立ノーヴァヤ・ロシア交響楽団(新ロシア交響楽団)
日時 |
2010年5月8日(土) 14:00 開演 13:00 開場 |
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会場 | ザ・シンフォニーホール |
料金 | A 8,500円 B 7,000円 C 5,000円 【公演終了】 |
一般発売日 | 2009年12月13日(日) |
優先予約日 | 2009年12月11日(金) |
プログラム | 【オール・チャイコフスキー・プログラム】 チャイコフスキー:幻想序曲 「ロミオとジュリエット」 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 op.23 チャイコフスキー:交響曲 第6番 ロ短調 「悲愴」 op.74 |
お問い合わせ先 | ABCチケットセンター 06-6453-6000 |
初来日!バシュメットの手兵による「新しい」ロシアの夜明け
ユーリー・バシュメット指揮 国立ノーヴァヤ・ロシア交響楽団(新ロシア交響楽団)
スポーツ界ではよく「名選手、名監督にあらず」と言われます。どうしてもプレイヤー時代の自分を基準に考えてしまうため、選手たちに無理な要求をしたり、細かな配慮が欠けてしまう監督たち…
しかし、スポーツ界でもクラシック界でも名選手(ソリスト)が名監督(マエストロ)になるという、神に選ばれし例が稀にあるようです。おなじみ「ヴィオラの帝王」ことユーリー・バシュメットがその一人であることに異論を挟む人はいないでしょう。ヴィオラという楽器の魅力を世界に広めた最大の功労者であるバシュメットは近年、指揮者としても大活躍中。関西フィルと競演などで、関西の音楽ファンにもすっかりお馴染みになりました。
そんなバシュメットが母国ロシアで芸術監督・首席指揮者をつとめるのが、国立ノーヴァヤ・ロシア交響楽団(新ロシア交響楽団)。1990年創立のこの若きオーケストラは、2002年にバシュメットが芸術監督に就任以来、その水準を革新的に高めてきました。現地ロシアでゲルギエフ、アシュケナージらが指揮台に上がり、クレーメル、グートマンらが登場するこのオーケストラは若いパッションと瑞々しい音色に溢れています。まさに新生ロシアを象徴する「ノーヴァヤ」(ロシア語で「新しい」の意)なオーケストラ。今回、ロシアの誇る偉大な作曲家・チャイコフスキーの直球勝負!大名曲プログラムを引っさげて、堂々の初来日です。
まずは、リムスキー=コルサコフが「ロシア音楽史上、最美の旋律」と評した、幻想序曲「ロメオとジュリエット」。そして、もはや説明不要の大名曲、ピアノ協奏曲第1番、しかもソリストにはチャイコフスキー・コンクールの覇者・上原彩子という、これ以上ないカップリングです。
そしてメインはチャイコフスキー54年の人生の集大成・交響曲第6番「悲愴」。テミルカーノフ、フェドセーエフ、プレトニョフ…ザ・シンフォニーホールでこれまで偉大なロシアの名指揮者たちが紡いできた「悲愴」の系譜。ここに、ユーリー・バシュメットと国立ノーヴァヤ・ロシア交響楽団という新しい1ページが加わります。