外山啓介
オール・ショパン・ピアノ・リサイタル
ショパン生誕200年記念
[ピアノ]外山啓介
日時 |
2010年7月24日(土) 14:00 開演 13:00 開場 |
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会場 | ザ・シンフォニーホール |
料金 | 全席指定 3,000円 |
一般発売日 | 2010年3月28日(日) |
優先予約日 | 2010年3月26日(金) |
プログラム | ≪オール・ショパン・プログラム≫ ショパン:ワルツ 第2番 変イ長調 「華麗なるワルツ」 ショパン:練習曲 第1番 ハ長調 ショパン:練習曲 第4番 嬰ハ短調 ショパン:練習曲 第12番 ハ短調 「革命」 ショパン:練習曲 第13番 変イ長調 「エオリアン・ハープ」 ショパン:練習曲 第23番 イ短調 「木枯らし」 ショパン:スケルツォ 第4番 ホ長調 ショパン:バラード 第4番 ヘ短調 ショパン:ノクターン 第15番 ヘ短調 ショパン:ノクターン 第16番 変ホ長調 ショパン:ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 |
お問い合わせ先 | ABCチケットセンター 06-6453-6000 |
衝撃のデビューから3年、外山啓介の進化は止まらない。
外山啓介 オール・ショパン・ピアノ・リサイタル
2007年、CDデビューと同時にサントリーホールを始め、全国各地で行われたデビュー・リサイタルは完売。各地での絶賛の嵐と、サイン会の長蛇の列――。クラシック界にとって外山啓介のド派手な登場は、まさに「事件」でした。
デビュー当時は、その爽やかなルックスに注目が集まりましたが、繊細かつ叙情感溢れる演奏にも満員の観客からため息がもれました。優しい風貌からは想像できないほど厳しくピアノに向き合う真摯な姿勢が聴衆に伝わるからこそ、外山啓介は熱狂的に人々に受け入れられたのでしょう。その後、ドイツに留学し研鑽を積み、また昨年は名門ワルシャワ・フィルとショパンのピアノ協奏曲を競演するなど、今や若手演奏家の中でトップを走り続ける外山啓介が、満を持して2010年のショパン・イヤーを迎えました。「幼少時代から憧れ続けてきたショパン」。外山啓介がショパン生誕200年の今、伝えたいことが詰まった意欲的なラインナップです。
プログラムの幹となるのはバラードの第4番とピアノ・ソナタの第3番。いずれもショパンの円熟期に世に産みだされた傑作です。ショパンの作曲技法が詰まった、最も演奏困難ともされるバラード第4番。そして曲想、規模ともに堂々たる大作、ピアノ・ソナタ第3番。優雅な第1楽章、諧謔の第2楽章、甘美な第3楽章、そして怒涛のフィナーレ・第4楽章。その体が浮き上がるような圧倒的な力感と疾走感は、ショパン版『熱情』と評されることも。そして練習曲「革命」「エオリアン・ハープ」「木枯らし」などの名曲が脇を固める充実のプログラム。若くして全国の名だたる大ホールで数々の演奏会を成功させてきた者にしかできない、新境地に挑む証です。クラシック音楽の裾野を広げるとともに、さらなる高みへ。まだまだ外山啓介の進化は止まりません。