チュニジア&マルタ共和国1
(ゲスト:長山洋子)
チュニス
地中海をはさんでイタリアの対岸に位置するチュニジアは、古くから地中海交易の中心として栄えた国。
首都のチュニスはフランス門を隔ててヨーロッパ風の新市街とイスラムの雰囲気をとどめる旧市街の2つの雰囲気を持つ街。街の中心のブルギバ通りにはヨーロッパ風のカフェが並び、旧市街(メディナ)では活気溢れる市場散策が楽しめる。
ル・グラン・カフェ・ドゥ・テアトル「Le Grand Cafe du Theatre」
ハビブ・ブルギバ通りにあるヨーロッパ風オープンカフェ。
このお店以外にも通りにはオープンカフェが並んでいる。
◇住所:Avenue Habib Bourguiba, Palmarium Bulding, Tunis
◇電話:71-336-344
◇営業時間:06:00〜24:00
(カプチーノ 1.5TD(約110円))
ハマム カシャシン「Hammam Qashashine」
ハマムとは蒸気風呂のこと。蒸気風呂に入る風習はオスマントルコ領土だった時代から庶民の間に広まった文化。現在ではジムや美容室と一緒になっているハマムもある。
◇住所:Rue de Qashashine Medina de Tunis, Tunis
◇電話:なし
◇営業時間:5:00〜20:00
◇値段:入場・2TD(約140円)、
あかすり・2TD(約140円)
カフェ ムラベト「Cafe M’Rabet」
アラブ風カフェ。こちらのお店はハマム(蒸気風呂)を喫茶店に改装している。
チュニジア伝統のお菓子や水タバコを楽しむことが出来る。
◇住所:Rue Souk Trok, Medina de Tunis, Tunis
◇電話:なし
◇営業時間:8:00〜19:30
☆ミントティー 2TD(約140円)
ラシディア音楽学校
ウードなど伝統音楽を学ぶ学校。ウードはアラブ音楽の世界で形と音色の美しさから「楽器の女王」といわれている。弦をはじいて音を出す撥弦楽器で、半卵形状の共鳴胴を持ち、竿の先が大きく反っている。
◇住所:Rue DRIBA, Medina de Tunis, Tunis
◇見学時間:(午前)10 :00 〜12 :00
(午後) 15 :00 〜 20:00
ダル・エル・ケイラート「Dar El Hayrat」
昔ながらの豪華な邸宅を改装したレストラン。伝統的なチュニジア料理を堪能できる。
◇住所:Rue Dar Eljeld, Medina de Tunis, Tunis
◇営業時間:(午前) 12:00 〜 15:30
(午後)19:30〜23:30
☆ハリッサ 値段:無料(赤唐辛子とにんにくをペーストにしたもの。パンにつけて食べる。)
☆ブリック 値段:5TD(約350円)(クレープ生地に卵、ツナなどをはさんで油で揚げたもの。)
☆クスクス 値段:15TD(約1,050円)(北アフリカを代表する料理。小麦粉で作る粒状のパスタと香辛料を使ったスープを混ぜ合わせ、子羊の肉や野菜をもりつけたもの。)
カルタゴ遺跡群
チュニスの北東12キロにあるカルタゴは、紀元前9世紀にフェニキア人によって建設された。紀元前6世紀から紀元前2世紀にかけてカルタゴは地中海から西アフリカ海岸までの貿易を掌握し大いに栄えカルタゴは古代ローマと並ぶ強国となっていった。
しかし、古代ローマとの3度にわたる戦いにより紀元前146年に滅亡。
現在では古代カルタゴの遺跡はほとんど見られず、わずかに残るのはビュルサの丘にある住居群やトフェの墓地である。
残る遺跡群のほとんどはローマ帝国時代のもので、1979年に世界遺産に登録された。
アントニヌスの共同浴場
2世紀に建設されたといわれる広大な公共浴場。当時はお風呂やサウナ、プール、談話室など100を超える部屋があったとされる。
◇住所:Colline de Byrsa, BP33, 2016 Carthage
◇電話:71-730-261
◇営業時間:夏季8:00〜19:00 冬季8:30〜17:00
◇入場料:カルタゴ遺跡共通券9TD(約630円)
ローマ劇場
当時1万人を収容したとされるローマ劇場。復元された現在もフェスティバルの会場として使用されている。
◇住所:Colline de Byrsa, BP33, 2016 Carthage
◇電話:71-731-332
◇営業時間:夏季8:00〜19:00 冬季8:30〜17:00
◇入場料:カルタゴ遺跡共通券9TD(約630円)
シディ・ブ・サイド
チュニスの郊外にあり白とチュニジアンブルーで彩られた家並みが広がるシディ・ブ・サイド。1915年8月28日付けの政令によってシディ・ブ・サイドの岬における無秩序な開発を禁止し、青と白の色を街の基調として課し、街の保護を図ることにした。
人口は約5000人でチュニジアでもっとも美しい街といわれている。ヨーロッパの芸術家たちが好んで訪れたというこの街は鳥かごや陶器などチュニジア名物の工芸品ショップが並び、景色だけでなく買い物も楽しめる。
アラブ地中海音楽の博物館
画家であり、アラブ音楽の歴史をまとめたフランス人のロドルフ・デルランジェ男爵(1872〜1932)の邸宅。
現在は民俗音楽の演奏会の会場として使われることもある。
◇住所:8, rue du 2 Mars 2026 Sidi Bou Said Tunis
◇電話:71-740-102
◇営業時間:(午前)9:00〜13:00
(午後)15:00〜18:00(月曜休館)
◇入場料:3TD(約210円)
チュニジアへの旅は・・・
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