モン・サン・ミッシェル
海岸線から1キロほど沖に突き出た岩山にある修道院。西暦708年に創建された。
みやげ物店、名物のオムレツを供するレストラン、ホテルなどが軒をつらねる参道もあり、年間300万人もの観光客でにぎわっている。別名「海上のピラミッド」。
グランドサークル
ユタ州とアリゾナ州の州境にあるパウエル湖を中心に、半径約230kmの円を描いた時、その円の中に含まれるエリアの呼称。グランドキャニオンやアンテロープキャニオンなど、数々の国立公園や国立モニュメントがここに位置する。
アンテロープキャニオン
もともとはロッキー山脈が隆起してきた際に出来たコロラド台地の一部。一時的に隆起した台地を流れていく水が、柔らかい砂岩を侵食して出来た。天井の隙間から直接放射する日光の光線「ビーム」が差し込み、幻想的な景色になる。
グランドキャニオン
コロラド川が長い歳月をかけて削り上げた大峡谷。全長約450kmにもおよび、最大幅約30km、谷の最も深いところは約1.6kmにわたって切れ込んでいる。世界遺産にも登録されており、全世界から訪れる多くの観光客を魅了している。
ホースシューベンド
ホースシューとは直訳すれば「馬の靴」と言う意味。蛇行するコロラド川の浸食によって削り取られた地層が壮大な大自然を演出している。
モニュメントバレー
西部劇でお馴染の光景。高さが300mにもおよぶ赤色の岩山「ビュート」が点在している。雨風が過去5000万年もの年月をかけて高地の表面を切り取り、削ぎ落していった。
ケアンズ
日本から一番近いオーストラリアの玄関口。一年を通した平均気温は25度という、温暖な都市で、グレート・バリア・リーフやクイーンズランドの湿潤熱帯地域などの世界遺産の観光拠点でもある。
グレート・バリア・リーフ
約2,000kmに渡って連なる世界最大のサンゴ礁群。日本列島の面積に匹敵する海域に、400種を数えるサンゴ、1500種もの魚類が生息している。
ハート・リーフと呼ばれる、ハート型の珊瑚礁はカップルに大人気。
メキシコシティ
世界最大規模の大都市。
スペイン統治時代の建物がたくさん残っており、その文化的背景から、世界文化遺産にも登録されている。
テオティワカン
紀元前2世紀ごろに作られたと言われる古代都市。多くは謎に包まれている。
象徴は「太陽のピラミッド」と「月のピラミッド」の2つ。「月のピラミッド」で重要な宗教儀式が執り行われていたと考えられている。
カンクン
メキシコの南東部、カリブ海沿いにある世界屈指の高級リゾート地。真っ白なパウダーサンドのビーチとターコイズブルーの海を求め、各国のセレブが集まる。新婚旅行にも大人気。
ロッキー山脈
北アメリカ大陸西部を北西から南東に走る山脈。
針葉樹の森や、エメラルドグリーンの湖、氷河など、未開発の自然環境が数多く残っている。
マニラ
フィリピンの首都。近代的なショッピングモールやビルが建ち並ぶ一方、スペインやアメリカの影響を強く受けてきた歴史の面影も感じられる町。
バナウエ
マニラと同じルソン島の北部に位置する町。
有名なのは険しい山を切り開いて階段状に作られた「コルディリエーラの棚田群」。その美しさから「天国への階段」の異名も持つ。この地の民族が2000年以上の時をかけて築き上げてきた産業遺産。
ロックアイランド
パラオの中央部、約10万ヘクタールの海に大小400以上の無人島が点在している。
マッシュルーム型の島は、多種多様な植物や多くの固有種をはぐくんでいる。また、約3000年前の人類の生活の痕跡も発見されており、自然と文化の複合遺産に登録されている。
ミルキーウェイ
石灰質の白い泥が海底に沈殿したためできた、乳白色の海。女性にも大人気の天然泥パックが楽しめる。
セブンティ・アイランド
ロックアイランドの中で、最も美しいといわれている。40歩どのマッシュルーム型の島々と青い海が織り成す景観美は、これぞパラオの絶景。特別な許可なしでは足を踏み入れることのできない、神聖な場所。
ドナウデルタ
6,800km²にも及ぶヨーロッパ最大の湿地帯。アシの群生地としては世界最大の広さ。300種以上もの野鳥や45種類もの淡水魚などが生息している。ヨーロッパ最後の秘境と呼ばれている。
コルコバードの丘
リオデジャネイロにある標高約710メートルの丘。切り立った丘の頂上からは、リオデジャネイロの街並みを360度のパノラマで観ることができる。頂上には、約30mのキリスト像が立っている。
キラウエア火山
世界でも活発な火山の1つ。特に、1983年1月に噴火を始めたプウオオ火口は現在まで20年以上にわたって灼熱の溶岩を南側に流し続けている。