オーストリア(1) ウィーン

オーストリアの首都であり、ベートーベンやモーツァルトなどが活躍した街。現在もオペラやクラシックの演奏会などが多数催される世界的な音楽の都。また、ヨーロッパ全域に広大な面積の領地を持ち、神聖ローマ皇帝位を世襲する等、強大な権勢を誇ったハプスブルク家の本拠地として数百年に渡り栄えた、ヨーロッパ有数の由緒ある街。

モザイク屋根が特徴的なウィーンを象徴的する建造物。周辺の広場はいつも観光客などで溢れている。
リンク と呼ばれる市中心部には、他に王宮や離宮があり、それらを含むウィーン歴史地区は、2001年に世界遺産に登録されている。

ザッハーホテルにあるウィーンで有名なカフェ。ウィーンの料理人『フランツ・ザッハー』が1832年に生み出したザッハートルテ。 このお店はそのオリジナルレシピを守り続けている。

【料金】
ザッハートルテ ホイップクリーム添え(Original Sacher-Torte mit Schlag) €5.60(約780円)
ウィンナーコーヒー(Wiener Melange) €4.90(約690円)

ウィーン中心部から少し離れたところにある、ハプスブルク家の離宮。部屋がおよそ1500もあるという巨大宮殿。建物裏にある広大な庭園は無料で開放されており、豪華な装飾や調度品、絵画などが置かれた部屋を見学して回ることが出来る。実際に使われていた家具などは、修理・修復し展示されている。神童と呼ばれた6歳のモーツァルトが御前演奏をした「鏡の間」やシシィ(エリザベート)の部屋などがある。

【入場料】インペリアルツアー €12.90 (約1,800円)

ウィーン郊外、切り立った崖や岩山がドナウ両岸に連なるヴァッハウ渓谷は小さな村や町が点在している。ワインの名産地でもあるため 斜面をブドウ畑が埋め尽くす景色は、ドナウ沿岸の景色の中で最も美しいとも言われ、世界遺産にも登録されている。

ヴァッハウ渓谷にある町。城壁に囲まれた城塞都市として栄えていた。現在の町並も中世の雰囲気を色濃く残している。裏山の上には、11世紀頃の城跡があり、15〜20分ほどのハイキングで登る事ができる。
上からは、ヴァッハウ渓谷の美しいパノラマを楽しむ事ができる。

デュルンシュタインにある高級ホテル。もともとは貴族の居城だった物を改装してホテルとした、古城ホテル。

【料金】スーペリアダブル €299〜(約 42,000円〜)

ヴァッハウ渓谷の村々には「ホイリゲ」と呼ばれる、ワイン居酒屋が至る所にある。「シュトッキンガ−ホーフ」は、デュルンシュタインの外れにあるレストラン(ホイリゲ)ワイナリーを経営する家族が、その敷地内の建物を使って開いているお店。お店の周りで育つブドウを使って作るワインを楽しみながら、様々な料理を楽しむ事ができる。

【料金】自家製スモークベーコンの盛り合わせプレート €8.90(約1300円)
グリューナー ヴェルトリーナー フェダーシュピール €11.00(約1600円)

ヴァッハウ渓谷にあるいくつかの町を結ぶ遊覧船。

【料金】デュルンシュタイン〜メルク €24(約3,400円)

ベネディクト派の修道院。館内にある図書室には、11世紀頃からの様々な写本が収集・保存されている。
また、豪華絢爛な修飾と絵画が施された教会もある。18世紀に建てられた現在の建物は、とても美しいバロック建築として有名。

【入館料】€10(約1,400円)