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★ ブスアンガ島(Busuanga Island)
マニラからフィリピンの国内線航空機で約1時間。
パラワン諸島北部のカラミアン諸島(Calamian Group)の島々の中で最大の島。
島の南東側にあるコロン・タウン(Coron Town)は、この地域では最大の街。
最大と言っても市場とちょっとした商店があるだけの、他の街と比べたら「村」とでも言った方がいいような小さな街である。
ここを起点に、周辺のコロン島(Coron Island)やカラウィット島(Calauit Island)などへバンカーボートが出ている。
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★ クラブ・パラダイス(Club Paradise)
ブスアンガ島北部の沖に浮かぶディマクヤ島(Dimakya Island)が丸々リゾートになっている。
宿泊客はブスアンガ空港に着いた時点で、リゾートのジープニーが送迎に来てくれる。
空港から島の反対側にある港まで移動し、その後バンカーボートで移動。
全行程1時間半ほどで到着する。
白砂のビーチと緑の森に囲まれたこのリゾートは、島の自然を壊すことなく細心の注意を払って建設されている。
島内にはリゾートの裏山を利用したハイキングコースなどもあり、森の中にはこの地域のみの限定種であるカラミアン・ディアという小型の鹿や、オオトカゲなどが生息している。
リゾートには周辺環境を生かしたアクティビティも多い。特にダイビングは良いポイントが多くギンガメアジやウミガメの他、島の周辺に群生する海草を目当てにジュゴンがやってくることもある。
(その他の魚としては、ポイントによって見られる魚の種類は異なるようですが、大型種ですとバラクーダ、エイ、マンタ、サメ、オニカマスなどが見られるようです。)
スタッフもほとんどが地元出身で、週1回ディナーの時にフィリピンの伝統舞踊などを披露してくれる。
出演しているホテルスタッフ
ノエル・M・リオス(Noel・M・Rios) 25歳
Address |
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Dimakya Island, Coron, Palawan |
Address
(予約事務所) |
: |
Regent Building, Malunggay Road, FTI Complex, Taguig,
Metro Manila,1604 Philippines |
Tel |
: |
(02)838-4956 |
5号室(ビーチ・フロント・コテージ)宿泊費 |
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一泊3食付US$170(通常期) |
体験ダイビング料金 |
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US$90
(講習、プールレッスン、ハウスリーフでの
1ダイビング / 約3時間) |
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★ コロン島(Coron Island)
ブスアンガ島南東に浮かぶカラミアン諸島で3番目に大きな島。
クラブ・パラダイスからはブスアンガ島を挟んで正反対の場所にあるので、ボートやジープニー乗り継いで約2時間ほど。
パラワン諸島の島は黒大理石でできた島が多いが、コロン島はそのことがもっともハッキリ分かる島。
この島は黒大理石と石灰岩でできている。
海面から数百メートルも立ち上がった断崖が空まで伸びる様にそびえる。
島内にはツイン・ラグーン(Twin Lagoon)と呼ばれるラグーンがある。
ツイン・ラグーン(Twin Lagoon)
コロン島にある美しいラグーン。
岸壁の下の隙間をシュノーケル(干潮の時によってはカヤック)でくぐってラグーンに入る。
山の冷たい湧水と、温かい塩水が混じり合っているため、水中はゆらゆらとしていてオイルの中を泳いでいるような錯覚に。とても幻想的で珍しい光景。
泳いでいても、冷たい所と温かい所がある事に気づく。
ツアー料金:一人 US$60 (催行4名以上) |
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★ サン・ホセ小学校(San Jose Elementary School)
ブスアンガ島内にある小学校。
今回のロケでお世話になったクラブ・パラダイスの接客スタッフノエルもこの小学校の卒業で今も妹二人が通っている。
妹さんの名前:リルビットちゃん5年生 アリスちゃん6年生 |
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★ ワラン・ランガウ島(Walang Lang-Aw Island)
クラブ・パラダイスのあるディマクヤ島の沖に浮かぶ小さな島。
島の中央部に僅かにマングローブが生えている以外は、完全に砂浜と岩だけの島。
クラブ・パラダイスのアイランドホッピングのコースにもなっている。
ワラン・ランガウ島ツアー |
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一人US$22
ピクニックランチは通常の宿泊費に含む。
食事を豪華にする場合、パラソルや椅子を持っていく場合は別途差額が必要。 |
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★ カラウィット島(Calauit Island)
クラブ・パラダイスからバンカーボートで約1時間ほどの島。
ここにはマルコス政権時代の1977年、野生動物の保護を目的にアフリカから数多くの草食動物だけ全480頭を移住させ、ほぼ野生のままで生息させている。
現在、キリン(約30頭)、シマウマ(約70頭)、ベアキャット(6頭)、ワイルド・ピッグ(約300頭)、エランド(約50頭)、ブッシュバック(約49頭)、ウォーターバック(約148頭)、ガゼル(約100頭)、インパラ(約144頭)のほか、カラミアン諸島でしか生息していないカラミアン・ディア(約1000頭以上)という小型の鹿など約13種(鳥は含まず)が生息している。
草食動物しかいないので、ガイドのトラックから降りて動物たちとふれあうことも出来る。
特にキリンの餌やりは圧巻。
島内には一般人は住んでおらず、ガイドや島の管理人、その家族だけが住むことを許可されている。
ツアーガイド:ベニート・ベニング(Benito Bening Sario)
ツアー料金:一人US$46(催行4名以上) |
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★ ジュゴン(Dugong)
ジュゴンは、海棲哺乳類の1種。ジュゴン目(海牛目)ジュゴン科。
ジュゴンとマナティー類を含むジュゴン目は、系統的にはゾウやハイラックスと近縁である。
体長2.5m前後(最大3.3m)、体重は平均230~500kgといわれる。 最高は908kgとの記録が残っている。
単独、または数頭の群れで暮らす。つがいで行動することはなく、群で行動するのは授乳中の母子のみと
言われている。
日中は海底で休息し、夕方からアマモなどを食べる。遊泳速度は時速3kmほど。潜水の深度は深くて12mほど。2~12分ごとに呼吸のために浮上する。
草食性で、性質は穏和で臆病。好奇心旺盛で、ダイビングなどをしていると無警戒に近づいてくることもある。しかし音には敏感で、船のエンジン音などを聞くと、すぐに逃げるという。
浅い砂地の海に生えるアマモなどの海草を食べる。ジュゴンは極端な偏食であるため、餌場である
アマモの藻場(もば)がなくなれば、その地域では絶滅すると言われる。
海草のほか、ゴカイ、カニ、ホヤなどを補助栄養とすることがある。
前肢を海底につきながら口で海草を根元から掘り起こし、食べながら前進する。その後には、一定の
幅で「フィーディング・トレンチ(トレイル)」と呼ばれる不定形に蛇行した浅い溝状の「はみ跡」が残される。
6~17年で成獣となり繁殖可能となる。妊娠期間は13~15か月。1回の出産で1頭の仔を生む。
個体の増加率は低く、5%以下と言われる。
ジュゴンは絶滅危惧種である。太平洋南西部からインド洋にかけての、浅く暖かい海域に生息している。
かつてはアフリカ東海岸から東シナ海、オーストラリア付近まで広く分布していたが、現在は、紅海、
南シナ海の限られた海域と、オーストラリアのクイーンズランド付近にしか生息していないとされる。
オーストラリアには8万頭、他の36か国の沿岸域に2万頭、計10万頭と推定されている。
オーストラリアでは保護の対象となっているが、それ以外の国では、保護は充分とはいえない現状である。 |
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★ ギンガメアジ(Sixbanded trevally)
スズキ目-アジ科-ギンガメアジ属。
南日本以南、小笠原諸島、インド洋、太平洋、紅海、東アフリカ、ハワイ諸島、オーストラリア、ニューカレドニア、東大西洋、ハバカリフォルニア、エクアドル、ガラパゴス諸島などに分布する。
熱帯や亜熱帯のサンゴ礁域や岩礁域、リーフの水道部の中層に大きな群れを作り生息する。
体色は銀白色に黄金色が混じり、背中は暗青緑色で、成魚は鰓蓋上方に小黒斑がある。
幼魚は体側に6本の暗褐色横帯がある。
成長とともに横帯は消える。
若魚までは汽水域に多く見られる。
雄は繁殖期になると黒っぽくなる婚姻色を現す。雌の体色は変化しないで、雄に誘われてペアとなる。
和名の由来は、長崎地方の呼び名で、体に銀紙を貼ったようで「銀紙アジ」から来ている。
群れのまま、流れに向かってホバーリングする傾向がある。
人が群れの中に入っても、体を大きく動かさなければ群れを崩そうとはしない。
魚が驚いて散ってしまうのは何か大きな動きをしようとした時。
時折サメに近づいて身体をこすりつけたりする。どういう意味があるのか不明だが、体表の寄生虫を取っているのでは、という説もある。
ジュゴンはロケの時にたまたま帰ってきましたが、会える事は滅多にないと言っていいほど。
運が良ければ会えるかも? |
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