関西ニュースKANSAI

　滋賀県長浜市のプールで小学生が死亡した事故に関する県の調査で、プール活動をする放課後児童クラブの６割で事故防止マニュアルが作られていないことがわかりました。

　７月２６日、長浜市で、民間の放課後児童クラブのプール活動中だった小学１年生の田中大翔さんが溺れて死亡しました。

　事故を受けて滋賀県は、県内３３２の放課後児童クラブを対象に行った緊急の調査結果を１０日、発表しました。

　その結果、プール活動を行っている７０のクラブのうち６割のクラブで、プール活動に関する事故防止マニュアルを策定していませんでした。

　また、１２のクラブで救助方法や応急手当の講習を受けた職員がいなかったことも分かりました。

　県は、今年１０月末までに事故防止マニュアルを策定するようすべてのクラブに求める考えです。