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地下駐車場に“放置”の2億円相当の美術品 「活用検討チーム」発足 8月中に移転着手へ 大阪府
08/18 12:42 配信
大阪府が2億円相当の美術作品を地下駐車場に保管していた問題で、作品の活用法などを考える専門家の検討チームが発足しました。
(大阪府・吉村知事)「府民の貴重な財産でもあります美術作品を活かしていく、そのために何が必要かと」
府は1990年代を中心に大量の作品を購入しましたが、美術館の建設計画が頓挫し、その一部の105点が2017年から地下駐車場に置かれていました。
吉村知事はこの保管方法を「不適切」とみていて、検討チームには専門家4人が出席し、「基本的な方針を立てる必要がある」「工場の跡地などで保管しながら展示する」などと府に助言しました。
府は、8月中に作品の移転に着手するとしています。
最終更新:08/18 12:42