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小学校の改修工事で官製談合の疑い 和歌山・日高川町の副町長らを逮捕 入札の「基準額」漏らす

09/21 19:40 配信

 和歌山県日高川町が発注した工事の入札に関する「基準額」を業者に漏らしたとして21日、官製談合防止法違反などの疑いで副町長が逮捕されました。

 逮捕されたのは、和歌山県日高川町の副町長、小早川幸信容疑者(66)と建設会社社長の駒場一仁容疑者(60)です。

 警察によりますと、小早川容疑者は去年6月、町が発注した小学校の改修工事など3件の指名競争入札で、最低制限価格の算定基礎となる「基準額」を駒場容疑者に漏らし、工事を落札させた疑いなどが持たれています。
 警察は、2人の認否を明らかにしていません。

 小早川容疑者は、2017年から副町長を務め、指名競争入札での業者選定や、設計価格の算出の際、指揮監督を担う立場にあったといい、警察は金銭の授受があったかどうかについても、慎重に捜査する方針です。

最終更新:09/21 21:26

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