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「わしは大泥棒や」と豪語も「出所した後は老人ホームに入りたい」 空き巣を60年以上繰り返した81歳男を窃盗容疑で逮捕・起訴 警察の調べに「もう二度としません」反省の弁

09/26 18:01 配信

 5月、兵庫県姫路市の住宅に侵入し現金などを盗んだとして、81歳の男が逮捕・起訴されました。

 警察によりますと、男は1960年代の初めから60年以上にわたって「職業的に」空き巣を繰り返していたとされ、警察に対し「わしは大泥棒や」と話しているということです。

 住居不定・無職の81歳の男は5月、姫路市の住宅2軒に侵入し現金計約26万円などを盗んだとして、住居侵入と窃盗の疑いで逮捕され、すでに起訴されています。

 警察によりますと、男は2016年10月から今年6月までの間に、兵庫県と岡山県で同様の窃盗を繰り返し、あわせて約1300万円以上を盗んでいたということです。

 男は、帽子や手袋、マスクと手提げかばんを持参して、長い距離だと片道20キロを主に自転車で移動。

 姫路市など兵庫県西部を中心に、施錠されていない車や住宅などに侵入し、現金などを盗んでいたといいます。

 男は1961年ごろから60年以上にわたって盗みを繰り返していたとみられ、警察に対し「わしは大泥棒や。わしみたいな盗っ人はおらへんで」などと話す一方、「もう二度としません」、「出所した後は老人ホームに入りたい」と反省の言葉も口にしているということです。

最終更新:09/26 18:01

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