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酷暑が原因で膨張? 生徒に配布したタブレット2800台超が故障 徳島の高校

10/04 19:25 配信

 徳島県立高校で生徒に配付していたタブレット端末の故障件数が、この夏急増していたことがわかりました。
 県教委は酷暑が一因だとみています。

 県教委によりますと、今年4月から9月までの半年間で、県立高校などの生徒に配布していたタブレット端末1万6500台のうち、17・3%にあたる2859台が故障しました。

 そのうち2300台以上でバッテリーが膨張していたということです。

 7月に夏休みに入ってから冷房の効いていない部屋で保管していた端末でバッテリーの異常が多く見つかったため、県教委は経年劣化だけでなく、この夏の酷暑が原因だったとみています。
 過去2年度での故障は平均660台ほどでした。

 各校からは修理や代替機の手配依頼が寄せられていますが、あまりの数の多さに対応が間に合っていないということです。
 タブレット端末は児童・生徒1人に1台の端末を確保することを目指す国の「GIGAスクール構想」を受けて、2020年度に調達されたものでした。

最終更新:10/04 19:25

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