関西ニュースKANSAI

　宝塚歌劇団は、出演者の体調不良などで取り止めていた宝塚大劇場での宙組公演について、来月５日までの上演すべての中止を発表しました。

　宝塚歌劇団をめぐっては先月３０日、宙組に所属していた俳優（２５）が、宝塚市内の自宅マンションの敷地内で死亡しているのがみつかり、自殺とみられています。

　その後、ほかの出演者らの体調不良が相次ぎ、今月２２日まで兵庫県にある宝塚大劇場での宙組の公演は中止されていました。

　劇団は２０日、来月５日まで予定されていた宝塚大劇場での残りの宙組公演すべてについても、中止すると発表しました。

　外部の弁護士による調査チームのヒアリングなどに「まだ相応の時間を要する」としています。

　また雪組の大劇場公演についても、「生徒の心身のコンディションを最優先に対応する」として、来月１０日の初日から来月２３日まで中止すると決めました。

　４年ぶりの開催が予定されていた多くのスターが出演する１２月の公演「タカラヅカスペシャル」も中止するということです。