関西ニュースKANSAI

　播但連絡道路の修繕工事をめぐる官製談合事件で、飲食や宿泊などの接待があったとして兵庫県道路公社の主査ら４人が再逮捕されました。

　兵庫県道路公社の主査・豊島辰吾容疑者（３８）は、播但連絡道路の修繕工事の最低制限価格を土木建設会社の社員・松本正寛容疑者ら３人に漏らしたとして、９月３０日に官製談合防止法違反などの疑いで逮捕されました。

　豊島容疑者は工事の発注業務を担当していて、兵庫県警は播但連絡道路の管理事務所などを家宅捜索していました。

　兵庫県警は２１日、入札情報を伝える見返りとしてホテルや飲食店での宿泊や飲食など約７０万円相当の接待があったとして、豊島容疑者ら４人を贈収賄の疑いで再逮捕しました。

　警察は４人の認否を明らかにしていません。