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機内でマスク着用拒否しトラブル 大阪高裁が被告側の控訴棄却 2審も有罪判決

10/30 15:39 配信

 2020年、旅客機内でマスク着用を拒否して客室乗務員らとトラブルになり、緊急着陸させたとして、1審で有罪判決を受けた男の2審判決で、大阪高裁は控訴を棄却しました。

 元大学職員の奥野淳也被告(37)は2020年9月、マスクを着けずに旅客機に搭乗して、乗客とトラブルになり、静かにするよう求めた客室乗務員の腕をねじり上げ、緊急着陸させたとして、威力業務妨害などの罪に問われています。

 奥野被告は1審の大阪地裁で無罪を主張。

 大阪地裁は2022年12月、「自分の考えを押し通そうとした犯行で、自分の行為を省みる姿勢に乏しい」などとして懲役2年・執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。

 この判決を不服として奥野被告側が控訴していましたが、大阪高裁は30日の判決で「(被告側の)論旨に理由はない」として控訴を棄却しました。

最終更新:10/30 15:39

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