関西ニュースKANSAI

　ハロウィーンの”西の聖地”として知られる、大阪・ミナミ。

　去年は３年ぶりに行動制限のないハロウィーンとして、仮装した人などで深夜までごった返しました。
　警察は今年ももちろん警戒態勢ですが、去年とはちょっと事情が違います。そう、”アレ”の警戒もしなければなりません。日本シリーズです。

――Ｑ．ハロウィーンと日本シリーズ、どちらを楽しむ？
（２０代）「日本シリーズ」
（３０代）「日本シリーズ。野球をやってたので、やっぱり野球を見たいです」

　まだ昼間でしたが、コスプレする人はなかなか見つからず・・・関西人のきょうの興味は『日本シリーズ』という人も多いようでした。

　近くの飲食店にハロウィーン対策を聞いてみると・・・
（『串かつだるま道頓堀店』橋優作さん）
「ここ２～３年間くらいだったら１時間早くラストオーダーとか閉店時間を早めたりしましたけど、きょうは本部との話し合いで、ギリギリまで様子を見たいということだったので、今のところは通常営業でやるつもりです」

　インタビューをしていると気になるものを発見。お店の人形が救命胴衣を身に着けているではありませんか。これってもしや・・・

（『串かつだるま道頓堀店』橋優作さん）
「過去にカーネル・サンダースの人形が道頓堀川に沈んだ経緯がありますので、（万が一の場合でも）浮き上がってもらえるようにという思いを込めて、救命胴衣をつけさせていただいています」

　大阪府警は３１日は最大２３０人態勢で、仮に阪神が日本一になった日には１３００人態勢で警戒にあたる予定です。