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人体への影響指摘「PFAS」 大阪・摂津市の住民らの血液から「高濃度で検出」 研究者ら公表
11/11 18:45 配信
人体への影響が指摘される化学物質「PFAS」の成分が、大阪・摂津市の住民らの血液から高濃度で検出されたと研究者らが発表しました。
研究者や医師らで作る団体は、主に摂津市の住民を対象に、ことし9月以降有機フッ素化合物「PFAS」の血中濃度を調査したところ、87人のうち31人からアメリカの安全基準を超える濃度が検出されたと発表しました。
「PFAS」のうち一部は、発がん性など健康への影響が指摘されています。
摂津市内の地下水などからは、国の基準を超える濃度が検出されていて、団体は今後、対象を1000人に広げ調査する方針です。
最終更新:11/14 18:20