関西ニュースKANSAI

崩落事故の水管橋に特殊器具を取り付け 水道管の接合部に蛇腹状のジョイント 振動吸収し破断防ぐ 和歌山市が企業と共同開発

11/21 19:12 配信

 水管橋の崩落事故を受けて開発されました。

 和歌山市の六十谷水管橋に取り付けられたのは、水道管の接合部分を従来の4倍伸びる蛇腹状のジョイントで覆い、地震などの振動を吸収することで破断や漏水を防ぐ特殊な器具です。

 2年前、この水管橋が崩落し6万世帯が断水したことを受け、再発防止の一環として市が大成機工や日本ニューロンと共同で開発を進めていました。

 水道管の外に取り付けるため、工事の際に断水の必要がなく、既に他の自治体からも問い合わせが入っているということです。

 市は実証実験として、1年ほど耐久性などを調査し、製品化につなげたいとしています。

最終更新:11/21 19:12

関西ニュースヘッドラインKANSAI

もっとみる