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万博の目玉「空飛ぶクルマ」 市街地での実用化目指し実証実験 騒音の影響や安全性など確認

11/24 19:35 配信

 万博の「目玉」と期待される「空飛ぶクルマ」を観光に使おうと、騒音の影響などを検証する試験飛行が、兵庫県尼崎市で始まりました。

 実証実験は、東京の会社「AirX」など3つの事業者が、尼崎市に11月オープンした「空飛ぶクルマ」専用の離発着場で実施しました。

 (中村瑠偉世記者リポート)「今、空飛ぶクルマが飛び上がりました。ヘリコプターと比べると、音が比較的静かに感じます」

 実証実験では、中国が開発した機体を使って音の大きさや安全性などを確認し、往復約400メートルの飛行を成功させました。

 空飛ぶクルマは、約1年半後の大阪・関西万博に向けて開発が進められていますが、AirXなどは万博後の観光事業の一環として、市街地での実用化を目指したい考えです。

最終更新:11/24 19:35

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