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ALS患者から依頼受け殺害 嘱託殺人の罪に問われた元医師の男に実刑判決 求刑6年も「自殺幇助に近い側面もあった」として懲役2年6ヵ月
12/19 18:20 配信
難病患者への嘱託殺人事件で、元医師の男に実刑判決です。
元医師の山本直樹被告(46)は2019年、医師の大久保愉一被告(45)と共に、ALSを患っていた女性(当時51歳)の依頼を受け、薬物投与により殺害したとして、嘱託殺人などの罪に問われています。
これまでの裁判で山本被告側は、「従属的な関与だった」などとして無罪、または幇助にとどまると主張し、検察側は懲役6年を求刑していました。
19日の判決で京都地裁は、山本被告が大久保被告から事前に説明を受け「目的を認識し、了承した上で協力していたことが推認される」と指摘する一方で、「被害者の真摯な嘱託を受けた自殺幇助に近い側面もあった」などとして懲役2年6ヵ月の実刑判決を言い渡しました。
最終更新:12/19 18:20