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大阪・関西万博 災害時に会場孤立する恐れ 備蓄品の準備など検討

01/19 19:52 配信

 大阪・関西万博の開幕期間中に大規模災害が発生した場合、会場が孤立する恐れがあるとして、万博協会が備蓄品を準備するなどの対策を検討していることがわかりました。

 南海トラフ巨大地震が発生した場合、国の想定では、万博会場のある大阪・夢洲は、最大震度6弱に見舞われます。

 夢洲の地盤は予想される津波の水位より5m以上高いため浸水せず、また粘土質の埋立地であるため、会場の大部分で液状化が起きないとされています。

 ただし、夢洲と橋で繋がる舞洲や咲州では液状化の被害が激しく、道路が寸断され万博会場が孤立する恐れがあります。

 万博協会によりますと、万博には1日当たり15万人ほどの来場者が訪れる可能性があり、災害に備えた備蓄品の準備や、避難のあり方について協会が検討していることがわかりました。

 また、手荷物検査に時間がかかるとして会場内への弁当の持ち込みを禁止とする方針については、見直す方向で検討を始めたと明らかにしました。

 当初の想定より時間がかからない可能性があるということです。

 ペットの同伴に関しても調整中で、犬に限り5月の平日に10日間ほど認める方針です。

最終更新:01/19 19:52

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