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ホストクラブの“売掛金”問題受け講習会 経営者ら対象に大阪府警が実施
01/24 21:43 配信
ホストクラブなどで客が高額な料金を請求されトラブルになる事例が相次いでいることを受け、大阪府警は24日、府内のホストクラブの経営者らを対象に講習会を開き、適正な営業をするよう呼びかけました。
大阪府警によるホストクラブ向けの講習会に参加したのは、府内23店舗の経営者らです。
近年、ホストクラブを巡っては、高額の代金をホスト個人が立て替える悪質な「売掛金」が横行し、その支払いのために客の女性が売春を強いられるケースが相次ぎ、問題となっています。
講は風営法に基づき、営業許可を受けた店舗に義務づけられているものですが、こうした問題を受けて、ホストクラブに対象を限った講習を開いたということです。
(保安課担当者)「営業に関してお客さんに売春をそそのかす行為や性風俗店での稼働を紹介する行為、法律に抵触して、営業の停止や営業の取り消しなどの処分が店舗や営業者に課せられることがある」
講習では他にも、メニュー表に金額を明示することなどが呼びかけられました。
(保安課 宮本利男調査官)「決してホストクラブそのものの存在が悪だということではありません。実施した法定講習の内容をしっかり守って、適正な営業に努めていただきたい」
ホストクラブに特化した講習の実施は全国的にも珍しいということです。
最終更新:01/24 21:43