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国内初の民間ロケット発射場 3月9日に初号機打ち上げへ 年間20機の打ち上げ目指す
01/26 19:55 配信
和歌山県串本町にある国内初の民間ロケット発射場で、ロケット初号機の打ち上げが今年3月に決まりました。
(岡谷藍記者レポート)
「串本町の民間ロケット発射場、初号機は4度の延期を経て、ようやく3月にも打ち上げられるということです」
宇宙事業を展開する「スペースワン」は、串本町にある国内初の民間ロケット発射場での小型ロケットの打ち上げが、3月9日に決定したと発表しました。
当初2021年度内の打ち上げを目指していましたが、新型コロナの影響などで資材調達が遅れ、これまでに4度延期していました。
(スペースワン株式会社・遠藤守社長)
「やはりこれ全く新しいロケットなんですね。新しく開発製造試作をして、ここまで持ってくると、思った以上に時間を要したかなと」
(串本町・田嶋勝正町長)
「今日のこの日を千載一遇の思いで待っていましたけど、やっと日にちまで発表されたことを、心から感謝申し上げる」
ロケットの打ち上げは今後、年間20機を目指していて、初号機が成功すれば今年中に2機目も打ち上げたいとしています。
最終更新:01/26 19:55