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【独自】「あなたを責めるつもりはまったくない。本当の気持ちを話してほしい」遺族の男性が青葉被告と面会 京アニ放火殺人

01/29 12:30 配信

 京都アニメーション放火殺人事件で、死刑判決を受けた青葉真司被告が29日朝、遺族の男性と拘置所で面会しました。

 2019年、京都アニメーションのスタジオに放火し、36人を殺害するなどの罪に問われた青葉真司被告(45)は25日、京都地裁で死刑判決を受けました。

 29日朝、事件で犠牲になった寺脇晶子さん(当時44歳)の夫が大阪拘置所を訪れ、青葉被告が面会に応じました。

「きょう、あなたを責めるつもりはまったくない。青葉さんの本当の気持ちを話してほしい」「『うちは子どもが残されてしまったから』って言ったら、下にさげて『申し訳ない』って感じで頭を下げた」

 青葉被告側は26日、大阪高裁に控訴していますが、29日の面会では弁護人を解任する意向を示したということです。

 一方、一審を担当した弁護士は取材に対し、
「控訴審も引き続き弁護人として選任されることを希望する旨の書面を26日接見時にいただいており、29日の接見でもその旨を確認しております」
「なお、最終的に控訴審の弁護人が誰になるのかは、少なくとも高裁の判断まで分かりません」
としています。

最終更新:01/29 17:32

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