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町発注の橋梁工事巡り入札情報を業者に漏らした疑い 和歌山・日高川町の建設課長を逮捕
02/01 16:53 配信
和歌山県日高川町が発注した工事の入札をめぐり、最低制限価格に近い金額を業者に漏らしたとして、和歌山県警は2月1日、官製談合防止法違反などの疑いで日高川町の課長を逮捕しました。
逮捕されたのは、日高川町の建設課長・岡本康博容疑者(57)です。また、建設会社役員で日高川町建設業協同組合の理事長・清水達成容疑者(60)も、公契約関係競売入札妨害の疑いで逮捕されました。
警察によりますと、岡本容疑者は去年9月、町が発注した橋梁工事の指名競争入札で、最低制限価格の基準となる情報を清水容疑者に漏らし、協同組合に加入する別の建設会社に工事を落札させた疑いが持たれています。警察は2人の認否を明らかにしていません。
岡本容疑者は建設課長として、町道の維持管理を担当していたといい、警察が詳しい経緯を調べています。
日高川町では去年9月、町立小学校の改修工事などの入札情報を業者に漏らしたとして、当時の副町長が逮捕されています。
最終更新:02/01 20:01