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高松塚にキトラ 自動運転バスで古墳めぐり 奈良・明日香村で実験走行

02/08 18:47 配信

 奈良県の明日香村で8日、公道での自動運転バスの走行実験が始まりました。

 奈良県と、県内の4市町村が共同で実施しているもので、明日香村では以前、路線バスが走っていた近鉄飛鳥駅前から、高松塚古墳とキトラ古墳を巡る4キロほどのルートで、観光客の需要を探ります。

 ドアの開閉や急なハンドル操作を補助するため、バスには運転手が同乗しますが、障害物などはバスが自動で検知し、設定されたルートを自動で走行します。運行スピードは最高で時速50キロに設定されています。

(明日香村 森川裕一村長)「(明日香村の古墳群は)世界遺産の登録を目指しています」「その中を自動運転のバスが走れば、楽しいんじゃないかと」

 明日香村の走行実験は18日までで(水曜運休)、専用のウェブサイトから乗車予約もできます。(「明日香村デジタル交通サービス実証実験」で検索)28日からは三郷町でも、自動運転バスの走行実験が始まります。 

最終更新:02/08 19:58

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