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【あすから春節】“家電爆買い“から“白銀の世界”へ 日本の人気観光スポットに変化 六甲山スノーパークはコロナ前上回るにぎわい

02/09 18:52 配信

 中国では10日、旧暦の正月にあたる春節を迎えます。それに伴い関西にも多くの観光客が訪れています。ただ、名物の「爆買い」から流行は変化しているようです。

 中国であす10日から始まる「春節」の大型連休。連休の前後で過去最多のべ90億人の大移動が見込まれています。かつてのゼロコロナ政策も終わり、日本への旅行も解禁され・・・今年こそ“春節特需”に期待がかかります!

(中国からの観光客)
「40万円くらい使うかな。息子にいい思い出作ってあげたいんだ」
「お金はいっぱい使うよ。かばんと時計を買うわ」

 ただ、コロナ前と比べ春節の旅行客にある変化が・・・
(記者リポート)「国際線到着エリアには沢山の中国人観光客がいますが、コロナ前に目立っていた旗を持ったツアーガイドの姿は見当たりません。ほとんどが個人旅行客のようです」

 かつてはツアー客ばかりだった空港も、今年は家族や友人などで来る人がほとんど。さらに、旅行先も変わりつつあるようです。

(中国からの親子)
「初めて来たときは、電化製品には興味持ってたけど、いまはもっと静かな所にも行ってみたいという傾向がありますね」


 駐車場にズラッと並んだ観光バス。次々と観光客が降りてきます。

(観光客)「(Q.どこから来た?)台湾!」

 向かう先には、一面銀世界のゲレンデ。スキー場です!なぜ人気なのか、その理由は…。

(台湾からの観光客)
「とても楽しい。雪は見たのは初めてだよ、とても寒いね」
「難しいわ。初めてのスキーだから」

 そう、台湾や香港では雪がほとんど降らないため、スキーを楽しむためここにやってくるんです。ただ…中々上手くはいかないようです。

 そんな初心者の外国人に向けてスキー教室を開催している六甲山スノーパーク。今年の春節はコロナ前を上回るにぎわいっぷりだそうです。

(広報担当 永田大智さん)「(外国人観光客は)数的にも1.5倍前後にはなっているので、かなり増えてきてますね。自国にはない、銀世界というか『ゲレンデを見れて本当に良かったと』おっしゃってて、海外のお客様にもご満足いただけるように施設も、運営体制を整えていきたいなと思っております」

最終更新:02/09 18:52

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