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堺・女子大学生殺害事件 元交際相手の男が控訴 1審は完全責任能力認定し懲役20年の判決

02/20 18:01 配信

 おととし大阪府堺市で、元交際相手の女子大学生を複数回包丁で刺して殺害した罪などに問われ、1審判決で懲役20年の判決を受けた男の弁護側が、20日付で控訴したことが分かりました。

 起訴状などによりますと、大阪府貝塚市の無職・山本巧次郎被告(24)はおととし8月、元交際相手の大田夏瑚さん(当時20歳)の自宅で大田さんの両足などを包丁で刺し、さらにベランダから逃げるため飛び降りた大田さんを追いかけ、路上で複数回刺して殺害した罪に問われています。

 1審の裁判で山本被告は「覚えていないが、僕がしたことに間違いない」と起訴内容を認めた一方、弁護側は「事件当時、被告には突発性の精神疾患のため責任能力がなかった」などとして、無罪を主張していました。

 大阪地裁堺支部は13日の判決で、山本被告の完全責任能力を認定し、検察の求刑通り懲役20年の判決を言い渡していました。

最終更新:02/20 18:01

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