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クジラの埋設作業始まる 来年以降掘り起こし 骨格標本として博物館に 費用は「海洋投棄」の半分以下となる見通し 大阪

02/26 12:47 配信

 大阪湾に迷い込んで死んだクジラの死骸を、堺市にある産業廃棄物の処分場に埋める作業が進められています。

 (記者リポート)「午前9時過ぎです。クジラの埋設作業が始まりました」

 堺市では、1月中旬に大阪湾に迷い込み、その後死んだマッコウクジラの死骸を埋める作業が26日朝から続いています。

 クジラは重さ約32トン、体長約15メートルのオスで、先週海から引き揚げられた後、専門家らが学術調査をしていました。

 死骸は来年以降に掘り起こされ、骨格標本として大阪市立自然史博物館に提供されます。

 去年、大阪湾で死んだ別のクジラを「海洋投棄」で処分した際は約8000万円かかりましたが、今回はその半分以下に収まる見通しです。

最終更新:02/26 12:47

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