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ごみ焼却施設からダイオキシン汚染物 「次の世代に残さない」豊能町内に埋め立てへ 月内にも地質調査開始 自治会から一定の理解得る
03/04 19:06 配信
大阪府能勢町で起きたダイオキシン汚染問題で、汚染物を豊能町内に埋め立てる方針で地質調査を進めることが分かりました。
1997年、能勢町のごみ焼却施設で、高濃度のダイオキシンが検出され、能勢町と豊能町でつくる豊能郡環境施設組合は汚染物、約244トンを現在豊能町内の3ヵ所に仮置きしています。
汚染物の最終処分について、組合は豊能町内の事務所を取り壊し、地下に埋め立てる計画を立てていて、3月中にも地質調査を始める方針であることが分かりました。
地元自治会はこれまで埋め立てに反対の姿勢を示してきましたが、協議を重ね一定の理解を得られたということです。
(上浦登・豊能町長)「四半世紀にわたって残っている課題について、次の世代に残さないというのが、地域の方々のご意見であり、ご理解いただいたと思っている。」
地質調査には約450万円の予算が計上されています。
最終更新:03/04 19:06