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二酸化炭素削減につながる行動でポイント→抽選で景品に交換 万博協会が「EXPOグリーンチャレンジアプリ」配信開始 “脱炭素化”の取り組み促進

03/07 22:00 配信

 2025年大阪・関西万博をきっかけに「脱炭素化」の取り組みを促進しようと、万博協会が新たなアプリサービスを始めました。

 3月からサービスが始まった「EXPOグリーンチャレンジアプリ」では、利用者が二酸化炭素の排出削減につながる行動をするとポイントがたまる仕組みになっています。

 たまったポイントは、3ヵ月に一度実施される抽選で景品に交換できるということです。

 具体的な「脱炭素化」につながる行動として、家庭で使った食用油を専用の回収ボックスに持参することやマイボトルの利用、ごみ拾いなど7種類が設けられています。

 万博協会は、こうした取り組みによって万博期間中に来場者がバスや電車などで会場に訪れる際に排出されるとみこまれる総量と同じ、約5万7000トンの二酸化炭素の削減を目標に掲げています。

 協会の永見靖・持続可能性部長は「こうした行動をきっかけに、地球環境に対する意識を毎日思いおこしてほしい。未来の生活や社会のあり方を見せることが万博としての使命」と述べました。

最終更新:03/07 22:00

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