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民間ロケット「カイロス」 今度こそ宇宙へ! あす13日午前11時すぎに再挑戦 和歌山・串本町で見学準備進む
03/12 19:29 配信
和歌山県串本町の民間の発射場で13日、改めてロケットが打ち上げられるのを前に、地元では見学会場の準備が進められています。
東京の宇宙ベンチャー企業「スペースワン」は、串本町にある発射場から9日にロケットを打ち上げる予定でしたが、海上の警戒区域に船舶が残っていたため延期し、13日に打ち上げるとしています。
(記者リポート)「串本町の公式見学会場です。あすの打ち上げを前に、テントの設置作業が進められています。こちらのテントでは地元の食材を使った屋台などが、あす出されるということです」
発射場から2キロほどの場所にある2ヵ所の見学会場では、急ピッチで準備が進められています。
見学会場は、前回のチケットを購入した約5000人に向けたもので、新たなチケット販売はありません。
(スペースワン担当者・村部昭憲さん)「3月9日の打ち上げは、打ち上げることができず、地域の皆さまは非常に残念な思いをされたと思います」「最後まで気を引き締めてロケット打ち上げを成功できるように、我々は一生懸命頑張りたい」
ロケット「カイロス」の初号機には、政府の小型衛星が搭載されていて、軌道投入に成功すれば民間では国内初となります。打ち上げは、13日午前11時すぎの予定です。
最終更新:03/12 19:29