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「保津川下り」転覆事故からまもなく1年 消防や運行組合が水難事故訓練 京都・亀岡市
03/14 19:23 配信
京都府亀岡市で「保津川下り」の船が転覆し、船頭2人が死亡した事故から、まもなく1年です。消防や船を運航する組合などが14日、合同で、水難事故を想定した訓練をしました。
訓練は、「観光客2人が乗った、保津川を下るカヌーが転覆した」という想定で進みました。
負傷者を見つけた観光船の船頭からの119番通報を受けて、消防が出動し、岩場に残された負傷者を救出後、下流まで運び、救急車に引き継ぐまでの流れを確かめました。
保津川では去年、29人が乗った川下り船が転覆し、船頭2人が死亡する事故が起きています。
(亀岡消防署 松本博多副署長)「安全で安心にレジャーを楽しんでいただけるよう、今後も訓練を継続していきたい」
訓練には、消防や「保津川ラフティング協議会」などから約70人が参加したといい、緊急の際に連携して救助活動にあたる手順を確認していました。
最終更新:03/14 19:23