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「いじめ対応が適切にできていなかった」中3男子自殺で大阪・門真市が調査報告書公表し謝罪 何度も被害申告も担当教員“いじめ”認定せず 遺族は加害生徒らに賠償請求へ
03/19 19:10 配信
大阪府門真市で2022年、中学3年の男子生徒が自殺した問題で、市はSNSでの中傷など計62件のいじめを認定する第三者委員会の調査報告書を公表し、謝罪しました。
2022年2月、門真市立の中学校に通う当時3年の男子生徒が、自ら命を絶ちました。
市は19日、第三者委の調査報告書を公表し「いじめ対応が適切にできていなかった」と謝罪しました。
報告書などによりますと、何度も生徒の保護者からいじめ被害の申告があったにもかかわらず、担当教員は「対人関係のトラブル」として対応し、いじめと認定しなかったということです。
(男子生徒の母)「(息子が死んだのは)加害者と加害者の保護者の責任だと思っている。私は犯罪だと思っています。殺人だと思っています」
遺族は、市と関係した生徒らに対し、損害賠償請求をする方針です。
最終更新:03/19 19:10