関西ニュースKANSAI

保津川下り死亡事故 「かじ」操作の船頭を書類送検 バランスを崩して落水、船を操縦不能の状態に陥らせた疑い

03/22 11:43 配信

 去年3月、京都府亀岡市で「保津川下り」の船が転覆し、船頭2人が死亡した事故で、別の船頭の男性が書類送検されました。

 業務上過失致死傷の疑いで書類送検されたのは、当時、乗客25人と船頭4人が乗った船を操縦していた船頭の男性(37)です。

 警察によりますと男性は去年3月、保津川下りの船で「かじ」を操作していた際に、バランスを崩して落水し、船を操縦不能の状態に陥らせた疑いが持たれています。

 船は岩場にぶつかって転覆し、乗っていた全員が投げ出され、当時51歳と40歳の男性船頭2人が死亡。8歳から64歳の男女19人がけがをしました。

「保津川下り」は事故後、3ヵ月半にわたって運航を取りやめていましたが、再発防止策を講じるなどして去年7月に運航を再開しました。

最終更新:03/22 11:43

関西ニュースヘッドラインKANSAI

もっとみる