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小林製薬「紅麹サプリ」問題 “未知の成分”は「プベルル酸」か
03/29 20:36 配信
紅麹を含むサプリメントをめぐり健康被害が起きている問題で、小林製薬は29日、会見を開き紅麹に意図せず混入した成分について、厚生労働省に「プベルル酸」の可能性があると伝えていたことを明らかにしました。
小林製薬によりますと、「プベルル酸」は青カビから生成される可能性があるとして、製造課程で青カビが入るところがなかったか、製造ラインの総点検を行っているとしています。
今回の健康被害が「プベルル酸」によるものなのかは、明らかになっていません。
小林製薬は今後、国と検証をしていくとしていますが、期間については未定としています。
紅麹をめぐっては、これまでに70代から90代の5人が亡くなっていて、114人が入院していたことも明らかになっています。
通院や通院を予定している人は約680人にのぼり、小林製薬は治療費などの費用を負担するとしています。
最終更新:03/29 20:36