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“紅麹”製造の和歌山工場 厚労省と県が立ち入り検査 小林製薬のサプリめぐり健康被害の報告相次ぐ

03/31 12:14 配信

 小林製薬の紅麹原料を含むサプリメントが原因とみられる健康被害が相次いでいる問題で、厚生労働省と和歌山県は原料を製造していた和歌山の工場を立ち入り検査しています。

 小林製薬は去年12月まで、大阪市内の工場で原料となる紅麹を製造していましたが、建物の老朽化などにより閉鎖し、1月からは和歌山県紀の川市の工場で製造を続けていました。

 一連の健康被害を引き起こした可能性がある「プべルル酸」とみられる成分が見つかった紅麹原料は、大阪工場で製造されたものですが、厚労省と和歌山県は和歌山の工場にも検査に入りました。

 紅麹サプリを摂取した5人が死亡、114人が入院するなど影響が広がるなか、厚労省は製造工程などを入念に検査する方針です。

最終更新:03/31 12:23

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