関西ニュースKANSAI

　任期満了に伴う徳島市長選挙が３１日告示され、２人が立候補を届け出ました。

　届け出たのはいずれも無所属で、新人の福山守さん（７１）と前職の遠藤彰良さん（６８）の２人です。

　福山さんは徳島市議や県議を経て、自民党の衆議院議員を３期務めました。選挙戦では少子高齢化対策や雇用の創出などを訴えます。

（福山守さん）「徳島で新しい産業をおこす。その気迫がなければこのふるさと徳島の再生・再起動はあり得ない」

　前市長の遠藤さんは２０１６年から市長を１期務め、前回の選挙では今の市長に敗れました。今回は現市政からの方針転換を掲げます。

（遠藤彰良さん）「市役所は市民の方を向いた、みなさんのための市役所でないとあかんのです」

　当初は出馬を表明していた現職が体調不安などを理由に急遽立候補を断念したため、その支持層の票の行方にも注目が集まります。

　投開票は４月７日です。