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放課後デイサービスの送迎時に中1男子が川で死亡 児童発達支援の責任者の男を業務上過失致死罪で起訴 代表の男は不起訴 大阪・吹田市

04/04 16:13 配信

 大阪府吹田市の放課後等デイサービスで、利用者の男子中学生が近くの川で死亡しているのが見つかった事件で、大阪地検は児童発達支援の管理責任者の男を業務上過失致死の罪で起訴しました。

 おととし12月、大阪府吹田市にある放課後等デイサービス、「アルプスの森」で利用者の清水悠生さん(当時13)が車からおりる際に施設から行方不明になり、その後、近くの川で死亡しているのが見つかりました。

 大阪地検は施設の児童発達支援に関する管理責任者、宇津雅美被告(65)が、清水さんが車から飛び出し、川に飛び込んで溺死する可能性があったにもかかわらず対策を怠って死亡させたとして、業務上過失致死の罪で起訴しました。

 清水さんをめぐっては、国が作成を義務化している個別支援計画で、車を乗り降りする際には職員2人で対応する取り決めになっていましたが、宇津被告は運転手1人で対応させていたとみられます。

 一方、大阪地検は別の暴行事件で公判中の代表(61)について、「捜査の結果、証拠関係に照らして判断した」として、不起訴処分としています。

最終更新:04/04 17:26

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