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「何が見られるのかが伝わっていない」 大阪・関西万博の機運醸成委員会でPR強化方針 1年間で“認知度”は上昇も“行きたい”は低調のまま

04/04 22:05 配信

 4日、開幕が1年後に迫る大阪・関西万博の機運醸成に関する会議が開かれました。この1年で認知度は上がったものの、来場したいかどうかについては低調であることが課題となっています。

 「機運醸成委員会」は、万博の認知度を上げてPRを推進する目的で去年4月に設置され、関西経済連合会の松本正義会長や大阪府の吉村洋文知事らが参加しています。

 4日の総会では、1年間の活動を振り返った上で「万博で何が見られるのか」「どんな体験ができるのか」といった具体的な内容が伝わっていないとして、発信方法などについて話し合われました。

 (松本会長)「市民の人は何が起こっているのか、起ころうとしているのかということをキャッチすれば、もっと万博に対して興味を示してくれる。行こうかという気持ちになる」

 今後、今年の9月から11月と来年の3月から5月を重点期間としてPRを強化するほか、SNS発信やインバウンド客への宣伝に力を入れていく方針です。

最終更新:04/04 22:05

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