関西ニュースKANSAI

　「万博の工事は順調、今後の課題は運営面」だと強調しました。

　ＢＩＥ＝博覧会国際事務局のディミトリ・ケルケンツェス事務局長が記者会見し、開幕まで１年に迫った大阪・関西万博の工事の進捗状況について「予定通りに進んでいる」と高く評価しました。

　海外パビリオンで、まだ建設業者が決まっていない国が十数ヵ国あることについては、「間に合わせるためのバックアッププランが用意されているので、問題ないと思う」との認識を示しました。

　（ケルケンツェス事務局長）「建設工事は問題の１０～２０％。８０％は運営面」

　今後は、各国からの参加者が大阪で快適に過ごすためのサポート体制の整備や、来場者のアクセスの混雑対策など、運営面により力を注ぐ必要があるとしています。