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“トー横の王”26歳無職の男に懲役6年の判決 グリ下で知り合った女子中学生らにみだらな行為 大阪地裁「被害者の未熟さにつけ込んだ悪質な犯行」
04/18 16:51 配信
大阪・ミナミの通称「グリ下」で知り合った女子中学生らにみだらな行為をした罪に問われた男に対し、大阪地裁は懲役6年の判決を言い渡しました。
男は、SNSのフォロワーが多いことなどから東京・歌舞伎町で「トー横の王」と呼ばれていました。
起訴状などによりますと、神奈川県藤沢市の無職・水野泰宏被告(26)は去年11月大阪府内で、16歳未満や13歳未満と知りながら、女子高校生や女子中学生にみだらな行為をした罪に問われていました。
これまでの裁判で、水野被告は起訴内容を認め、検察は「被害者が若者の間で有名な被告に憧れを抱いていることに乗じた犯行で、極めて卑劣」として、懲役7年を求刑していました。
18日の判決で、大阪地裁は「若年の被害者らの判断力の未熟さや性的知識の乏しさを利用した悪質な犯行」として、懲役6年を言い渡しました。
水野被告は少女らが集まる東京・歌舞伎町のTOHOシネマズ横、通称「トー横」で「雨宮ただくに」と名乗り、SNSで人気が高かったことから「トー横」の王と呼ばれていました。
今回の被害者たちは大阪・ミナミのグリコの看板下付近、通称「グリ下」で水野被告に声をかけられていました。
最終更新:04/18 17:21