関西ニュースKANSAI

　近畿財務局は２２日、４月の経済情勢報告を公表し、近畿の景気状況について「一部に弱さが見られるものの、緩やかに回復しつつある」との判断を示しました。

　個人消費は百貨店やドラッグストアなどでインバウンドの増加により売り上げが回復しているとした一方、旅行業では、海外旅行が厳しい状況にあると指摘しました。

　また雇用情勢は「緩やかに持ち直している」としました。

　一方、今後の近畿の景気については緩やかな回復が続くと期待されるものの、世界的な金融引き締めや中国経済の先行き懸念などがリスクになるとしています。