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父親にインスリン投与、弟を練炭自殺に見せかけ殺害した罪 被告の女に2審も無期懲役判決 大阪高裁が控訴棄却

04/26 12:36 配信

 堺市で2018年、父と弟を殺害した罪などに問われた女の控訴審で、大阪高裁は控訴を棄却し、1審判決同様に無期懲役を言い渡しました。

 起訴状などによりますと、足立朱美被告(49)は2018年、堺市中区の実家で父親の富夫さん(当時67歳)に多量のインスリンを投与して殺害したほか、弟の聖光さん(当時40歳)を練炭自殺に見せかけ、一酸化炭素中毒で殺害した罪などに問われていました。

 1審の大阪地裁は無期懲役の判決を言い渡し、死刑を求刑していた検察側と、無罪を主張していた弁護側双方が控訴していました。

 26日の判決で大阪高裁は「原判決には一部事実誤認が認められるが、量刑判断に誤りはない」として、双方の控訴を棄却し、1審と同じく足立被告に無期懲役を言い渡しました。

最終更新:04/26 12:36

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