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伝統行事「うちわまき」に向けハート形の“宝扇”作り進む 奈良・唐招提寺
05/14 12:31 配信
奈良の唐招提寺で、伝統行事「うちわまき」を前に、ハート型のうちわ作りが進んでいます。
僧侶らが和紙や竹を使って、ハート型のうちわ「宝扇」をひとつひとつ作り上げていきます。
この「宝扇」を参拝者にまいて授ける「うちわまき」は、鎌倉時代に唐招提寺を復興した「覚盛上人」の命日である5月19日に毎年、行われます。
「覚盛上人」が蚊を叩こうとした弟子に不殺生を説いたことにちなみ、蚊を追い払えるよううちわを供えたのが始まりとされ、うちわを授かることで厄除けなどに御利益があると言われています。
19日の「うちわまき」では約200本が参拝者らにまかれる予定だということです。
最終更新:05/14 12:31