関西ニュースKANSAI

阪急阪神百貨店のH2Oリテイリング 最終利益が過去最高 コロナ禍の回復やインバウンド売上げ急増

05/15 21:17 配信

 阪急阪神百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オーリテイリングは、2024年3月期の連結決算で最終利益が過去最高となったと発表しました。

 エイチ・ツー・オーリテイリングは、阪急阪神百貨店やスーパーのイズミヤなどを傘下に持っています。

 15日に発表した2024年3月期の連結決算では、本業のもうけを示す営業利益が262億円となり、前の期と比べて2.3倍に増加しました。

 最終利益は219億円あまりで、いずれも過去最高です。

 百貨店事業では、コロナ禍からの回復や円安の影響でインバウンドの売上げが急増したほか、阪神タイガースの優勝セールをした9月と11月は特に売上げが好調でした。

 荒木直也社長は「インバウンド客が想定を上回って増加した。円安傾向は、リスクもあるがチャンスも大きい」と話しました。

 2025年3月期の最終利益も過去最高の更新を見込んでいます。

最終更新:05/15 21:17

関西ニュースヘッドラインKANSAI

もっとみる