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約160人分の致死量 猛毒「青酸カリ」など紛失 大阪公立大学 研究室で保管も…5月の点検で紛失に気づく 経緯不明で警察に相談

05/16 19:04 配信

 大阪公立大学が、約160人分の致死量にあたる薬品を紛失したと発表しました。

 (大阪公立大学・櫻木弘之副学長)
「ご心配をおかけする事態を招きましたことを深くおわび申し上げます」

 大阪公立大学によりますと、紛失したのは工学研究科の研究室で保管していた「青酸カリ」など合わせて50グラムです。

 5月2日に、在庫点検をした教員が紛失していることに気づいたということです。

 薬品の保管庫の鍵は登録された教員や学生しか使用できず、紛失した薬品は1998年以降、使用された履歴はなかったということです。

 大学では年度初めに薬品の点検をしていて、去年6月の点検時は保管庫にあったことが確認されています。

 薬品が紛失した経緯はわかっておらず、大学は警察に相談しているということです。

最終更新:05/16 19:04

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