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当時院長だった主治医が“持病見落とし” 糖尿病の男性患者死亡した問題 病院側が調査報告書まとめ 遺族に経緯説明 神戸徳洲会
05/17 15:00 配信
神戸徳洲会病院で、男性患者の持病が見落とされ死亡した問題で、病院側が調査報告書をまとめ、遺族に経緯を説明していたことがわかりました。
去年9月、神戸徳洲会病院で男性患者(70代)に糖尿病の持病があることを主治医らが見落とし、男性は死亡しました。
その後の取材で病院側が14日、遺族に死亡の経緯を説明していたことがわかりました。
病院の調査報告書によりますと、男性が市内の大学病院から転院する際、当時院長だった主治医が「忙しいだろう」と気を遣い、男性と一緒に来た大学病院の医師から引き継ぎを受けなかったということです。
さらに書面で「インスリン注射をしている」と記載されていたのに、主治医は見落としていました。
また男性が死亡した直後、遺族には「元々の体力低下に糖尿病が拍車をかけた」と、見落としを説明していなかったと指摘しています。
病院側は取材に対し、現時点で調査結果を公表する予定はないとしています。
最終更新:05/17 15:00