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「間人ガニ」ブランド守るには…産地偽装事件受け対応協議 タグの管理方法が焦点に 京都

05/22 19:24 配信

 産地偽装事件を受け、ブランドを守るための話し合いが始まりました。

 「間人ガニのブランド適正化協議会(仮称)」は、漁協組合や自治体、流通や観光の関係者らが集まって設立されました。

 流通量が少なく「幻のカニ」と呼ばれている「間人ガニ」をめぐっては4月、兵庫県産のカニに間人ガニを示すタグを付け、産地を偽って販売したとして、水産会社の役員らが逮捕、略式起訴されました。

 22日の初会合では、ブランドの信頼回復に向けた話し合いが進められ、再発防止のため、タグに通し番号を付けて管理するなどといった案が提示されました。

(京都府漁業協同組合 代表理事組合長・西川順之輔さん)
「今後間人ガニのブランドをしっかりと見直して、また元に戻るように努力したい」

 協議会は11月のズワイガニ漁解禁に向け、会議を重ねていくとしています。

最終更新:05/22 21:08

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