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クジラ「淀ちゃん」処理巡り契約担当者と業者が“費用交渉中”に会食 禁止されている「癒着が疑われるような会食」に該当か

05/23 21:31 配信

 大阪湾で死んだクジラの処理費用が試算の2倍以上にふくらんだ問題で、契約担当者と業者が、費用の交渉中に「会食」をしていたことが分かりました。

 去年1月、大阪湾に迷い込んで死んだクジラの処理費用を大阪市は当初、約3800万円と見積もりましたが、最終的に2倍以上の8000万円あまりとなりました。

 当時の契約担当者が、金額を引き上げるよう局長などに進言したメールが確認されています。

 23日の大阪市議会で、この契約担当者が処理費用の交渉期間中に業者を訪問し、会食をしていたことが分かりました。

 (大阪港湾局の答弁者)「本人に確認したところ、その際、飲料やお菓子、おつまみ等、自分の分を購入して持参し、飲食したとのことでありました」

 大阪市のマニュアルで禁止されている、「業者との癒着が疑われるような会食」に該当するとみられます。

 市は6月にも、調査結果を取りまとめる方針です。

最終更新:05/23 21:31

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